いいところにビス打ちをしようと思って失敗した話

先日のSubstance Designerゆるゆる会にて出た話。 機械とかで形状のコーナーにビス打ちやネジ止めしたい場合にSDだとどうやってプロシージャルにやるの? チュートリアル動画だと普通に位置を目合わせして配置してるけど、スマートじゃないしそれならPhotosh…

Tile SamplerのVector Map Inputで正しい方向を向かない場合の対処法

第3回SubstanceDesignerゆるゆる会にて、Tile SamplerのVector Map Inputについての問題が提示されました。 ある形状のエッジ部分にエッジに垂直になるように形状を配置したいが、Tile SamplerのVector Map Inputだとたまにおかしな方向を向くというものでし…

UE4のPythonを使ったFBXインポート

UE4

まだベータ版ではありますが、UE4でPythonが使用できるようになっています。 主な使いみちはEditorでの作業の簡略化でしょう。 多くのDCCツールがPythonを採用しているため、作業効率化を図りたい人には馴染み深い言語でもあります。 UE4ではUIを含めた拡張…

Substance Automation Toolkitによる簡単自動化

先日、Substanceゆるゆる会にて某氏から聞かれた話。 Substance Designerでテンプレート的なグラフを作成し、特定フォルダ内のすべてのテクスチャに対してそのグラフを適用してテクスチャを生成したいんだけど、できませんか?と。 で、できらぁ! というこ…

Substance DesignerのPythonプラグインの基本

東ゲ部もくもく会で調べた内容と、非常に簡単なプラグインの実装についてです。 Substance DesignerのPythonプラグインは去年の夏のアップデートだかで入っていたのですが、この段階では残念ながら現在編集中のグラフに対してあれやこれや出来ることが少なか…

Weighted Blended OIT - UE 4.20.3対応

UE4

以前、UE4で簡単ではありますが Weighted Blended OIT を実装してみました。 monsho.hatenablog.com この技術の詳細については上の記事と、そこにリンクしているペーパーをお読みください。 あまり使われていない技術だとは思うのですが、『Saints Row』シリ…

Flood Fillのエラーについて

Substance Designerの便利ノード [Flood Fill] はアイランドに分かれている形状にランダム性をもたせるのに重宝します。 このノードには3種の処理方法があり、[Safety/Speed trade-off] パラメータで変更が可能です。 Simple or small shapes:高速ですがエ…

Substance DesignerのPython Editorについて

新バージョンのSubstance DesignerにはPython Editorが搭載されているというのは前にも書きました。 これによっていろいろできるんじゃないか?と思って調べてみたことを今回は書きます。 まあ、ぶっちゃけてしまうと 今のところ使えねぇ! です。 Python Ed…

Substance Designer 2018 Summerの新ノード

というわけで、新しく追加されたノードも調べてみたので、適当に紹介してみます。 Gradient系 グレースケールのグラデーションを作成するノードが追加されてます。 以前はLinearだけでしたが、今回はポイントを指定してグラデーションを作成するノードになっ…

Substance Designer 2018 Summerの新機能

唐突にバージョンアップがあったのですが、とりあえず調べてみた新機能等をサクッと紹介してみようと思います。 UIの変更 少し前のSubstance PainterのアップデートでUIが変わりましたが、Substance Designerも同様の変更が施されました。 正直な話、前の方…

Substance Painter用フィルタの作り方(応用編)

前回の実践編ではフィルタを適用したレイヤーの各イメージを法則に従って変換するという、比較的簡単なフィルタの実装を紹介しました。 この手のフィルタはSubstance Designer上でもそのまま使える便利なフィルタですが、今回紹介するのはSubstance Painter…

Substance Painter用フィルタの作り方(実践編)

前回はSubstance Painter用のフィルタをSubstance Designerで作る際の基本的な部分やSP上での確認方法、イテレーションなどについて紹介しました。 今回は実践編と称して、簡単だけど少し実用的なフィルタを作ってみようと思います。 作ってみたのはこんな感…

Substance Painter用フィルタの作り方(基礎編)

今回の記事はSubstance Painter用のフィルタをSubstance Designerで作成する基礎的はお話です。 ちょっと前にTwitterで流したやつの作り方をやる前に、まず基本的な部分を押さえておきましょう、ということです。 チュートリアルは Allegorithmic 公式からも…

3Dノイズに疑似的なポジションを提供する

Twitterでも呟いてたネタをもう少し詳しく。 以前のブログ記事にも書きましたが、Substance Designer/Painterに3Dノイズが存在します。 3Dノイズは3次元空間の座標に対して連続的なノイズを生成してくれる代物ですが、逆を言えば3次元空間の座標が存在しなけ…

.sbsファイルをコピーする際の注意点

Substance Designerゆるゆる会にて、こんな感じのエラーが出るというハプニングが。 とある. sbs ファイルを開いたときに出てきたエラーなのですが、エラーメッセージを見ての通り、開いた.sbsファイル内で使用されている. sbs ファイル(このエラーメッセー…

Subsntace Designerでカラーを設定するパラメータあれこれ

Substance Designerでマテリアルを作成した場合、ベースカラーを変更したいと考えることが多いと思います。 例えばタイルの色を白や黒、赤や青に変えたい場合が多くあるでしょう。 このような場合のカラーを変更する手段を3つほど紹介します。 HSL HSLノード…

Substance 2018の3Dノイズについて

Spring has come! は~るで~すよ~(弾幕 というわけで暖かくなって花粉が飛びかう春が来ましたね。 春といえば! Substance Designer/Painterのアップデートです! というわけで双方とも2018.1が来ていますので、サクッとアップデートしちゃいましょう。 ま…

より自由にハイトマップを作成する

Substance Designerでは最初にハイトマップを作成するのが基本的なアプローチになります。 しかし、何も考えずにハイトマップを作っていくと数値が飽和してノーマルが残念なことになったりします。 [Blend]ノードでは加算(Add)を使っています。 この場合、[S…

Substance Designerのノード構成覚書

これから少しずつですが、Substance Designerでこういうノード構成するとこういうのが作れます、というのを覚書的に書いていこうと思います。 内臓的な形状 内臓のような有機的な形状を作るノード構成です。 これはTwitterでも呟きましたが、ここにも再掲。 …

UE4の描画パスについて Ver 4.18.1

こちらは Unreal Engine 4 Advent Calender 2017 16日目の記事です。 以前書いたUE4描画パスの順序をまとめたものがだいぶ古くなってしまっていたので最新版へのアップデート。 以前の記事はこちらです。 monsho.hatenablog.com 動作を完全に確認しているわ…

レイヤーインスタンシングのまとめ

Substance Painter 2017.4 がリリースされました。 SPの大型アップデートとしては多分今年最後です。以降はバグフィックスのみでしょう。 今回のアップデートではプラグインとしてDCC Live Linkが追加されています。 名前の通り、他のDCCツール(MayaやMODOな…

小ネタ 簡易ワームホール的エフェクト

なんか思いついたので小ネタでエフェクト用テクスチャを簡易で作ってみるテスト。 表題通り、ワームホール的な奴です。 作ったのはこちら。 ブラウザで見ると奥の方が動いてないように見えるけど…まあいいや。 ノードはこちら。 Transform2DのOffsetパラメー…

Substance Automation Toolkit で Pixel Processor を作成する

前回、Substance Automation Toolkit (SAT) を使ってノードを接続する方法について解説しました。 しかしこの手法、普通にマテリアルを作成するには不向きです。 テンプレート的な処理を大量に作る分にはいいのですが、1点もののマテリアルを作るなら普通にS…

Substance Automation Toolkit の紹介

Substance Designer 2017のライセンスを持っている方はSubstance Automation Toolkit(以下SAT)の使用が可能です。 Allegorithmic公式サイトの自身のアカウントからDLできるはずです。 このツールキットはその名の通り、自動化を主な目的としたツール群です。…

USDを使ってみた話

CGアニメでおなじみのPixer社がオープンソースで公開している汎用的なシーン記述フォーマット「Universal Scene Description (USD)」について、使ってみたので感想や引っかかったこと、メリット・デメリットなんかをつらつらと書いていきます。 USDについて…

Substance Designer 2017.2 の新ノード その他

引っ越し一発目は[Flood Fill]ノード以外の新ノードを紹介。 ・Cube 3D 名前の通り3次元のキューブ形状を2D画像として出力できるノードです。 Yaw, Pitchの回転、全体のスケール、各軸のサイズを指定できます。Roll回転はありません。軸はZ-upとなっているの…

Substance Designer 2017.2 の新ノード Flood Fill

最近、ブログを書くのが面倒でほとんどTwitterで済ませてしまっていました。 なんとかブログを書こうという気力がほんのちょっとだけ湧いたので頑張って書いています。 いやまあ、記事を書くこと自体より、画像のコピペができないとかそういうのが面倒っての…

ベースパスでレイマーチング

家弓メソッドを利用したレイマーチングはGitHubにアップしてあるMaterialCollection内にサンプルが存在していたりします。 しかし、こちらのサンプルは基本的にライティングなどをマテリアル内で行うことを前提として作成しました。 そのため出力はEmissive…

エンジンを拡張してポストプロセスを実装する おまけ

この記事はポストプロセスをエンジン改造で実装する際にハマった罠について書いています。 エンジン改造してまでポストプロセスの実装なんてしないよ、という方には不要かもしれません。 コンソールゲーム機ではフレームバッファの解像度をユーザが変更でき…

エンジンを拡張してポストプロセスを実装する CS編

この記事は裏UE4 Advecnt Calender 2016の15日目の記事です。 UE4のポストプロセスはマテリアルを利用して比較的簡単に拡張が可能です。 しかしながら、いくつかの問題点も存在しています。 問題の1つにCompute Shaderが使用できない、というものがあります…