ゲームAIセミナーに行ってきました

最新のコメントに”おまえは馬鹿か”って言うのがあるのですが、本文の方が何を言ってるのかさっぱりわからない。
英語はそれなりに読めるつもりだったのですが、裏切りとか戦争とかって単語が入ってることがわかるくらい。
暇があったら誰か翻訳してください。馬鹿なもんでわからないっす。

それとは多分関係ないのですが、メールの話。
結構前からうちのメールボックススパムメールがかなり来ています。
現在では1日に50?100通。半分は海外のよくわからんもので、残り半分は日本のパチンコ系か出合い系。
サンダーバード先生を導入しているのでほとんどは迷惑メールトレイに移されるのですが、かなり稀に(1年に2,3回)ある個人宛のきちんとしたメールが迷惑メールと判断されることがあります。
つい先日、うちのプログラムについての質問メールが迷惑メールとして判断されてました。
一応迷惑メールトレイもチェックしてるので事なきを得たのですが、日本語の件名だったから大丈夫だっただけ。
というわけで、件名は日本語でお願いします。それだとチェックするので。文字化け、英語の件名はチェックせずに消します。
上のコメントって、まさか、メール送ったけど返信されないぞこら、ってやつじゃないよね。

土曜日に開催されたゲームAIのセミナーに行ってきました。
といっても会社の金、つまり仕事として行ったので内容のほうは書けません。
内容に関する感想も書けませんが、個人的にAIに期待する部分はちょっと書いてみようかと思います。
海外のゲームAIは主にリアルな方面に進んでいます。
海外ではFPS、スポーツ、レースゲーム辺りが圧倒的に強く、これらは基本的にリアルな方向性だからでしょう。
たしかに、戦術的に正しい行動を取り、場所を選ぶというのはリアリティもあるし、決して単純な技術ではありません。
ただ、戦術とかわからないユーザにとっては頭がいいAIが必ずしも有効だとは思えません。
特にFPS慣れしていない日本のユーザの場合、頭がいいAIと卑怯なCOMは紙一重なのではないかと思うのです。
COMがプログラム内でどのような処理を行っているかはユーザにはわかりません。
例えば、レーダーのないゲームで後方から接近する敵を察知したAIがあるとすると、それが推論によるものなのかデータを覗いて理解した結果なのかはわからないでしょう。
人間相手ならその人間がデータ内を覗いたとは思わないはずです。当たり前ですが。
しかし、人間と同じような推論をCOMが行ったとして、それをユーザは評価してくれるでしょうか。
AIを発展させていくことでユーザに新しい体験を与えたい、と思うのであれば、頭を良くしていくだけではダメなんじゃないかと思うわけです。
私はFPSを昔からそれなりにやっていて、『Half-Life』のAIに度肝を抜かれました。
残念ながら、あれほど驚いたAIはいまだに出会えていません。手榴弾を効果的に使う、というわかりやすい素晴らしさが良かったのではないかと思います。
個人的に期待してるのは『The Elder Scrolls 4:Oblivion』です。
Xbox360で日本語版の発売が決定したようですし、間違いなく買うゲームですが、このゲームのAIはいろいろなところで引き合いに出されるくらい凄いらしい。
私は、その凄さはAIによる行動パターンの多さではないかと思います。しかも、常識的に考えればやらないようなこともやるようです。
そういうものこそ日本のユーザには合うのではないかと思うのです。戦術的に正しい、とかより。
まあ、Oblivionが日本のユーザに合うかどうかはわかりません。
かなり自由なゲームなので、何をすればいいのかわからないと困る、という人にはきっと合わないでしょうし、そういう人が日本のゲーマーにどれくらいいるのかよくわかりません。
ただ、日本向けのゲームの中の1要素としてそういうものがあるのは悪くないとも思うのです。
かなり個人的な意見ですが、『侍道』とかにこういうAIが搭載されたら面白いと思うんですが。
Aquireさん、頑張ってみませんか?