今日知った小ネタ。
Substance Playerというツールが有ります。
SubstanceマテリアルをViewingするためのツールなのですが、こちらから無料でDLすることが出来ます。
https://www.allegorithmic.com/download/download_free/6
このツールは.sbs, .sbsarを開くことが可能で、パラメータを変更することも可能です。
ただし保存はできません。パラメータを調整して保存する機能はありません。
もちろん、.sbsファイルのノードを変更することも出来ません。
しかし画像データとしてエクスポートは出来ます。
ライセンス的に問題がないSubstanceマテリアルであれば無料でテクスチャ画像が取得できるわけです。
さて、ここからが本題。
Substance DesignerではパラメータやPixel Processorの変数として時間を取得することが出来たりします。
[Get Float]ノードを関数内に配置し、プルダウンメニューから"$time"を選択するだけです。
しかしこの時間、SD上では確認する術はありません(少なくとも自分は見つけられませんでした)。
しかし、Substance Playerなら確認可能なのです。
そこで今回はいわゆるFlowMapを確認するためのSubstanceマテリアルを作成してみました。
以下からDLできるようにしています。
https://dl.dropboxusercontent.com/u/39588440/Substance/FlowMap.sbs
マテリアルの中身はこんな感じ。
下のPixelProcessorの中身はこんな感じです。
仕組みとしてはほんとに単純なFlowMapです。
入力画像とFlowMapは外部から与えることも可能ですが、デフォルトでは入力画像はチェッカー、FlowMapは回転するようにPixelProcessorで作成したものです。
では、これをSubstance Playerで読み込んでみます。
Substance Playerはこのようになっています。B2Mっぽい見た目ですね。
右側がパラメータで、入力画像とFlowMapは外部から読み込むことも出来ます。
下の方を見てください。
タイムラインと書かれている部分があるのがわかりますね?
この一番左の再生ボタンを押すと"$time"変数がタイムラインにそって変更されます。
これがPixelProcessorで使用されているので、FlowMapが正しく動くことになります。
また、テクスチャエクスポート時にタイムラインに沿って出力することが可能です。
[ビットマップでエクスポート]ボタンを押すとこのWindowが表示されます。
上の赤枠部分が時間に関するパラメータで、時間単位、開始・終了フレーム、FPSを指定することが出来ます。
これを利用することでプロシージャルなフリップブックアニメーションを作成することも出来るでしょう。
というわけで小ネタでした。