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Atom Graphで画像処理をしてみる

…ent GraphはSubstance 3D Designerで言うところのFX-Mapのようなものでした。 個人的にはFX-Mapよりわかりやすくて好きです。 さて、SDにおける特殊なノードといえば、FX-MapとPixel Processorではないかと思います。 今回はInstaMATの中でPixel Processorに相当するAtom Graphを紹介します。 以前、SDでも実装したSymmetric Nearest NeighborをInstaMATでも実装して、…

InstaMAT事始め

…編集するツールとしてSubstance 3D製品が大きなシェアを持つようになりました。 Photoshopのような画像編集ソフトでは複数の関連する画像を編集しづらく、また、実際の3Dオブジェクトをチェックしながら編集することが難しいです。 Substance 3D製品はその点、Substance 3D Painterで3Dメッシュに対するテクスチャリングができますし、Substance 3D DesignerやSamplerを使うことでタイリングテクスチャの生成もできます。 …

While Loopを利用したSymmetric Nearest Neighborフィルタ (Substance 3D Designer 13.0)

…力結果となります。 Substance 3D DesignerではUEのBlueprintのような、実行コネクタは存在しません。 [Set]ノードを見るとわかりやすいですが、入力は設定する数値、出力は入力に接続した結果をそのまま返します。 ここにさらに[Set]ノードを配置しても、別の変数に同じ数値を入れることしかできず、別の数値を設定することができません。 そのため、[Init]コネクタに接続しているように、2つの[Set]ノードを別々に用意し、[Sequence]ノードで…

Substance Designerでシェーダを書いてみた話

…たが、先々週にあったSubstance Designerゆるゆる会で作成したマテリアルについてです。 ゆるゆる会のテーマはスタイライズドでした。 私が選んだのは『あつまれ どうぶつの森』に出てくる床の1つである”みなものゆか”でした。 この床はゲーム中で動きます。また、カメラを動かすと白っぽい部分(コースティクス的な?)と青い部分に視差があることがわかります。 いわゆるParallax Mappingを施されているテクスチャです。 で、まずは普通にそれっぽく再現するところから…

Substance Designer + UE4でWangのタイルを実装してみる

…14に開催した第6回Substance Designerゆるゆる会のテーマは地面でした。 特に自然か人工かは指定していない、一般的にGroundとして扱われるもの全般ということでいろいろな地面を参加者の方が作っていらっしゃいました。 SDの会だってのにHoudiniの解説しかしない人が出てくるという珍事もありましたが、盛況に終わったのではないかと思います。 さて、そのHoudiniの解説しかしなかったちょっとあれな人は骨折して会場に来れなかったということでリモートで参加されて…

いいところにビス打ちをしようと思って失敗した話

先日のSubstance Designerゆるゆる会にて出た話。 機械とかで形状のコーナーにビス打ちやネジ止めしたい場合にSDだとどうやってプロシージャルにやるの? チュートリアル動画だと普通に位置を目合わせして配置してるけど、スマートじゃないしそれならPhotoshopでいいんじゃないか? Houdiniならできるよ!←このセリフが大量発生 で、できらぁー! えっ?いい感じの場所に完全自動で? そんな中、参加者の一人がいいアイデアを出されてました。 仕組みとしてはベベルなど…

Tile SamplerのVector Map Inputで正しい方向を向かない場合の対処法

第3回SubstanceDesignerゆるゆる会にて、Tile SamplerのVector Map Inputについての問題が提示されました。 ある形状のエッジ部分にエッジに垂直になるように形状を配置したいが、Tile SamplerのVector Map Inputだとたまにおかしな方向を向くというものでした。 Tile SamplerノードのVector Map Inputは、入力されたノーマルマップの勾配方向に向かって入力形状を回転する機能です。 これを利用すると、…

Substance Automation Toolkitによる簡単自動化

先日、Substanceゆるゆる会にて某氏から聞かれた話。 Substance Designerでテンプレート的なグラフを作成し、特定フォルダ内のすべてのテクスチャに対してそのグラフを適用してテクスチャを生成したいんだけど、できませんか?と。 で、できらぁ! ということで、Substance Automation Toolkitで上のようなことをやる方法について書いてみます。 今回のサンプルには以下の環境が必要です。 Substance Automation Toolkit …

Substance DesignerのPythonプラグインの基本

…実装についてです。 Substance DesignerのPythonプラグインは去年の夏のアップデートだかで入っていたのですが、この段階では残念ながら現在編集中のグラフに対してあれやこれや出来ることが少なかったですね。 出来ることというと、グラフの再計算、ノードの整列、編集しているグラフとは別のグラフを新規作成して中身を作成とか、まあ、そんな感じでした。 しかし、年末のアップデートでいろいろと機能が追加されているというアップデート情報がありました。 その調査をしていなかった…

Flood Fillのエラーについて

Substance Designerの便利ノード [Flood Fill] はアイランドに分かれている形状にランダム性をもたせるのに重宝します。 このノードには3種の処理方法があり、[Safety/Speed trade-off] パラメータで変更が可能です。 Simple or small shapes:高速ですがエラーが発生しやすく、オススメできません Complex or big shapes:デフォルトです。多くの場合で正常に処理できますが、失敗もあります No fa…

Substance DesignerのPython Editorについて

新バージョンのSubstance DesignerにはPython Editorが搭載されているというのは前にも書きました。 これによっていろいろできるんじゃないか?と思って調べてみたことを今回は書きます。 まあ、ぶっちゃけてしまうと 今のところ使えねぇ! です。 Python Editor Substance DesignerのPython Editorは、メニューの[Window]→[Python Editor]から起動することが出来ます。 MayaのScriptウィンド…

Substance Designer 2018 Summerの新ノード

というわけで、新しく追加されたノードも調べてみたので、適当に紹介してみます。 Gradient系 グレースケールのグラデーションを作成するノードが追加されてます。 以前はLinearだけでしたが、今回はポイントを指定してグラデーションを作成するノードになっています。 多分、Subsntace Shareでユーザが公開していたものを取り込んだのではないかと思います。 [Gradient Axial]と[Gradient Axial Reflected]は指定した2点を補間するよ…

Substance Designer 2018 Summerの新機能

…UIの変更 少し前のSubstance PainterのアップデートでUIが変わりましたが、Substance Designerも同様の変更が施されました。 正直な話、前の方がよか…げふんげふん。 特に変わったのはグラフエディタの上部のAtomicノードボタン。 以前はアイコンというよりノード名のイニシャルだったのが、アイコンに変化しました。 なれるまでに少し時間がかかりそうです。 ノードの整列 これまでなかったノードの整列機能が追加されました。 選択したノードを水平に並べる…

Substance Painter用フィルタの作り方(応用編)

… この手のフィルタはSubstance Designer上でもそのまま使える便利なフィルタですが、今回紹介するのはSubstance Painterのペイント機能を主に利用したちょっと特殊なフィルタの作り方です。 作るものはこんな感じのものです。 ちょっと前にTwitterにも上げましたが、上のレイヤーのペイントが剥げて下のレイヤーが見える、というようなフィルタです。 剥げる部分はSPのペイント機能を使ってペイントして指定します。 このような処理はSPの機能でも実現できるか?…

Substance Painter用フィルタの作り方(実践編)

前回はSubstance Painter用のフィルタをSubstance Designerで作る際の基本的な部分やSP上での確認方法、イテレーションなどについて紹介しました。 今回は実践編と称して、簡単だけど少し実用的なフィルタを作ってみようと思います。 作ってみたのはこんな感じのフィルタです。 水に濡れたような表現を実装するためのフィルタです。 こちらを追加マップも利用して作ってみましょう。 濡れた表現の実装 元ネタはこちらのリンクです。 Water drop 3b – P…

Substance Painter用フィルタの作り方(基礎編)

今回の記事はSubstance Painter用のフィルタをSubstance Designerで作成する基礎的はお話です。 ちょっと前にTwitterで流したやつの作り方をやる前に、まず基本的な部分を押さえておきましょう、ということです。 チュートリアルは Allegorithmic 公式からも出ていますし、難しいものではないのですが、とりあえず作ったことがない人向けなのでかなり初歩からの解説となります。 Substance Designer編 まずはSubstance D…

3Dノイズに疑似的なポジションを提供する

…事にも書きましたが、Substance Designer/Painterに3Dノイズが存在します。 3Dノイズは3次元空間の座標に対して連続的なノイズを生成してくれる代物ですが、逆を言えば3次元空間の座標が存在しなければノイズを生成してくれません。 Substance Painterは必ずメッシュを読み込まなければならないため、3次元空間の座標は簡単に取得できますが、Substance Designerでは必ずしもメッシュが読み込まれるとは限りません。 では、SDでメッシュが…

.sbsファイルをコピーする際の注意点

Substance Designerゆるゆる会にて、こんな感じのエラーが出るというハプニングが。 とある. sbs ファイルを開いたときに出てきたエラーなのですが、エラーメッセージを見ての通り、開いた.sbsファイル内で使用されている. sbs ファイル(このエラーメッセージの場合は grunge_map_010_bitmap.sbs)が見つからないというものです。 このようなエラーは .sbs ファイルをよその環境などにコピーした際に発生します。 自身のライブラリに存在する…

Subsntace Designerでカラーを設定するパラメータあれこれ

Substance Designerでマテリアルを作成した場合、ベースカラーを変更したいと考えることが多いと思います。 例えばタイルの色を白や黒、赤や青に変えたい場合が多くあるでしょう。 このような場合のカラーを変更する手段を3つほど紹介します。 HSL HSLノードはHSL色空間を利用して色を変化させるときに使用します。 HSL色空間はHSV色空間と似たものですが、ちょっと計算式が違っています。 色相を360度の角度で表すため、赤→青と変化させる際に彩度と輝度は変更したくな…

Substance 2018の3Dノイズについて

…ね。 春といえば! Substance Designer/Painterのアップデートです! というわけで双方とも2018.1が来ていますので、サクッとアップデートしちゃいましょう。 まあ、不具合はあるかもしれませんがね。 今回のアップデートではパフォーマンス向上が結構重要です。 特にSubstance Painterではシェルフのアイテム読み込みが驚くほどに速くなってます。 さすがに一瞬ということはありませんが、今までのように下手すると数分待たされるということはなくなりまし…

より自由にハイトマップを作成する

Substance Designerでは最初にハイトマップを作成するのが基本的なアプローチになります。 しかし、何も考えずにハイトマップを作っていくと数値が飽和してノーマルが残念なことになったりします。 [Blend]ノードでは加算(Add)を使っています。 この場合、[Shape]ノードの段階で数値が 1.0 のピクセル、つまり画像中心のピクセルは2倍されるので2.0になるはずです。 そしてそこからすそ野に向かって徐々に数値を減らしていくはずなので、生成されるノーマルマップ…

Substance Designerのノード構成覚書

…から少しずつですが、Substance Designerでこういうノード構成するとこういうのが作れます、というのを覚書的に書いていこうと思います。 内臓的な形状 内臓のような有機的な形状を作るノード構成です。 これはTwitterでも呟きましたが、ここにも再掲。 基本は[Perlin Noise]と[Slope Blur Grayscale]を用います。 [Slope Blur Grayscale]の Grayscale 入力と Slope 入力の両方に[Perlin Noi…

レイヤーインスタンシングのまとめ

Substance Painter 2017.4 がリリースされました。 SPの大型アップデートとしては多分今年最後です。以降はバグフィックスのみでしょう。 今回のアップデートではプラグインとしてDCC Live Linkが追加されています。 名前の通り、他のDCCツール(MayaやMODOなど)でメッシュを表示しながらSPでペイントをするためのもののようです。 レンダリングしながらペイントとかもできるのでしょうかね? ゲーム開発の現場の場合、Maya上にゲームと同じレンダリ…

小ネタ 簡易ワームホール的エフェクト

なんか思いついたので小ネタでエフェクト用テクスチャを簡易で作ってみるテスト。 表題通り、ワームホール的な奴です。 作ったのはこちら。 ブラウザで見ると奥の方が動いてないように見えるけど…まあいいや。 ノードはこちら。 Transform2DのOffsetパラメータ内はこうなってます。 あとはSubstance Playerで再生するだけ。 Frequencyパラメータで周期の変更もできます。 ちゃんとループもするのでエフェクトでも使いやすいでしょう。 以上、小ネタでした。

Substance Automation Toolkit で Pixel Processor を作成する

前回、Substance Automation Toolkit (SAT) を使ってノードを接続する方法について解説しました。 しかしこの手法、普通にマテリアルを作成するには不向きです。 テンプレート的な処理を大量に作る分にはいいのですが、1点もののマテリアルを作るなら普通にSubstance Designerを使った方がよいでしょう。 しかし現在のSATには式グラフを比較的簡単に生成する機能が提供されています。 sbsMathというモジュールがそれです。 SATの標準モジュ…

Substance Automation Toolkit の紹介

Substance Designer 2017のライセンスを持っている方はSubstance Automation Toolkit(以下SAT)の使用が可能です。 Allegorithmic公式サイトの自身のアカウントからDLできるはずです。 このツールキットはその名の通り、自動化を主な目的としたツール群です。 ドキュメントは以下です。 Automation Toolkit Home - Substance Automation ToolKit - Allegorithmic…

Substance Designer 2017.2 の新ノード その他

…が可能です。ただし、Substance Playerでなければこの値を変化させることができないというイマイチな機能ですが、Playerを使うと連番のテクスチャも出力できます。エフェクトでこのような流れを作った連番テクスチャを作成したい場合には$timeと[Vector Morph]を使って望みのテクスチャを作成できます。 関数は2つの[Vector Morph]の[amount]パラメータと、[Blend]ノードの[Opacity]ノードで実装しています。 [Vector M…

Substance Designer 2017.2 の新ノード Flood Fill

…しれませぬ… 今回はSubstance Designer 2017.2 が登場したので、そこで追加されているFlood Fillノードについてまとめました。 ・Flood Fillとは? Flood Fillアルゴリズムというものがあります。 これは画像処理アルゴリズムの1つで、画像内の特定アイランドに色を充填するためのアルゴリズムです。 簡単に言ってしまえばPhotoshopのペンキ缶ですね。 SDの[Flood Fill]ノードはこのアルゴリズムを用いてアイランドごとに情…

PBRユーティリティ

…BR対応テクスチャがSubstanceDesignerで作れるかどうかという話。 実はPBR対応のテクスチャを作成するためのユーティリティがSDにはいくつか存在しています。 今回はそれらのノードの話を。 PBRに対応するとは? そもそもPBR対応というのは、例えば石なら石として正しい色になっている、ということではありません。 石と言っても種類は色々ありますし、同種の石でも成分に違いは出ます。 同じ花崗岩でも瑞牆と小川山では色味の違いは出ますし、表面の凹凸も変わってきます。同じ…

Substance Player

今日知った小ネタ。 Substance Playerというツールが有ります。 SubstanceマテリアルをViewingするためのツールなのですが、こちらから無料でDLすることが出来ます。 https://www.allegorithmic.com/download/download_free/6 このツールは.sbs, .sbsarを開くことが可能で、パラメータを変更することも可能です。 ただし保存はできません。パラメータを調整して保存する機能はありません。 もちろん、.…